巻き肩とは
巻き肩とは胸周りの筋肉が縮み肩が前に入り
肩甲骨が外側に広がった状態のことを言います。
巻き肩になると必然的に猫背になってしまいます。
もちろん首や骨盤の位置も悪くなります。
普段デスクワークやスマホを使っている時の姿勢や
何気なく座っている時の姿勢を想像してみてください。
巻き肩になっていませんか?
巻き肩が体の不調の原因に
巻き肩は体の不調を引き起こす原因にもなります。
例えば
肩・首こり、腰痛、膝痛や股関節痛といった
痛みの原因になることもあります。
背中が丸くなることで
胸郭(きょうかく)や横隔膜(おうかくまく)の動きが悪くなります。
呼吸が浅くなってしまい血流が悪くなることから、
冷えや浮腫みにも繋がります。
また、内臓下垂の原因にもなります。
さらに、
下っ腹がポッコリしてきたり、垂れ尻になってしまったり
バストが垂れ下がってしまうなど・・・怖っ
体にたくさんの悪影響を及ぼすのが巻き肩なのです。
巻き肩チェック
今から簡単な2つの巻き肩チェックを行ってみましょう!!
✅横から見た姿勢
足を骨盤幅に開き立ちます。
この時、踝・膝・骨盤・肘・肩・耳(ピンクの点)が
一直線に並んでいるかをチェックしてみましょう!!
下の写真のように一直線に並ばずに
耳と肩(ピンクの点)が前に出てしまっている人は要注意です!!
✅手の平の向き
リラックスして立ちます。
この時、手の平はどこを向いていますか?
下の写真のように、手の平が前を向いているのが理想的です!!
ですが、
下の写真のように
手の平が後ろを向いてしまっている人は要注意!!
巻き肩になっている可能性が高いです。
巻き肩改善法
では最後に誰でも出来る
とーっても簡単な巻き肩改善法をご紹介します。
そもそも、巻き肩になるってことは
日常生活での姿勢が悪いってことですよね?
一気に無理して治そうと思っても続かないものです。
意識をして胸を開こうとすることで
腰や首に負担がかかります。
しかもその姿勢は苦しくて長続きしないのです。
なのでコレ!!
「手の平を前に向ける」だけっ。笑笑
手の平を前に向けると肩の位置が変わります。
そうすることで、自然と胸が開けるようになり
肩甲骨の位置も本来あるべき場所に近づいてくれます。
鏡の前で肩の位置を確認してみて下さい!
気づいたら手の平を前に向けます。
あっっ!姿勢が悪い!!
と思ったら手の平を前に向けるんです。笑
椅子に座って手を腿の上に置いている時は
手の平が天井を向くようにして腿の上に置きます。
まずはコレから始めてみましょっ♡
時間も要らない、苦しくもない
まずは意識を変えることからやってみましょう♪♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
葛原 仁美