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ツボとトリガーポイントは違う⁉︎
トリガーポイントという言葉を聞いたことありますか?
トリガーとは「引き金」という意味で、ピストルの引き金を引くと、弾が遠くまで飛ぶように、トリガーポイントを押すと痛みをそこから離れた部位で感じる事から名付けられています。
つまりトリガーポイントとは、ある箇所を刺激すると、離れた部位で痛みを感じる場合もある「痛みの原因」です。
例えるならば、腰痛の原因は腰ではない。痛みの原因となる箇所のことです。
そしてトリガーポイントと、鍼灸などで使われる「ツボ」は高い確率で一致すると言われていていますが…トリガーポイントには特徴があります。
トリガーポイントならではの4つの特徴
トリガーポイントならではの4つの特徴は以下の通りです。
索状硬結上に限局
筋膜内に見られるピーンと張ったロープ状になった部分に限局されます。
関連痛
トリガーポイントを強く圧迫すると、トリガーポイントとは違う部位で痛みを感じます。
例えば、もっとも遠くまで痛みを放散するのはヒラメ筋トリガーポイントで、同側の頬に痛みを感じさせます。
つまり「頬が痛む」からと言って頬の治療をしても痛みは軽減せず、ヒラメ筋のトリガーポイントを弛めると痛みが緩和するという事です。
ジャンプサイン
トリガーポイントを圧迫すると飛び上がるほどの痛みを発することがある。
自律神経が反応する
知覚症状、運動症状および自律神経症状として、鳥肌が立ったり発汗するなどの自律神経反応を引き起こす事がある。
お医者さんでも知らないことがある⁉︎
皆さんも周知かもしれませんが、身体は繋がっていて、原因がわからない痛みや、痛みのある部位を治療しても良くならない時は「筋膜」に問題が生じている場合も多いです。
しかしながら、トリガーポイントが引き起こす「関連痛」に対して、医療機関をはじめ、痛み医療に関わる方、運動、健康に携わる方へ知られていないため、痛む場所への治療に終始することとなり、長年痛みで苦しんでいる方もまだまだ多い現状もあります。
*医療関係者でも筋膜や関連痛の知識に乏しい方がいる背景は、間違いだらけの筋膜リリースでご確認下さい。
当協会が推奨する筋膜リリース運動
ためしてガッテン、金スマなどのテレビでも取り上げられ、筋膜リリースという言葉をここ数年で見聞きする機会が増えたと思います。
しかしながら、痛みの原因(トリガーポイント)を探すことが出来なければ「筋膜リリース」本来の効果を得て、身体に不安がない生活を送れる確率が下がってしまいます。
そこで当協会が推奨する、身体に不安がない生活を送れる確率を高める筋膜リリース運動は大きく4つの流れになります。
⓵原因確認動作
筋硬結やトリガーポイントをつかって、身体痛みや悩みとなる原因を探します。
⓶改善チェックテスト
筋膜リリースのビフォーアフターを体験者自身も感じられるチェックテストを事前に行います。
③筋膜リリース
筋筋膜の繋がりを利用して筋膜リリースを行い、筋膜を滑らかな状態に改善します。
④生活運動
身体の痛みや悩みなどの問題は日常生活の「習慣」や「クセ」が生み出す場合も多いです。日常生活で気をつけてもらう点を伝えます。
正しい手段と方法で無理なく続ける
ですので、自宅でも出来る運動や、セルフ筋膜リリースを学んで頂き、理想の身体へ近づく新たな習慣を身につけることが身体が改善されると考えていますし、多くの方がこの考え方、方法を体験、実感して身体が改善されました。
世の中には様々な身体を改善する方法もありますし、筋膜リリースという謳い文句も世の中に溢れています。
ですが、身体、筋肉、筋膜、相手の気持ちを理解して、相手の理想の身体へ変化することをサポート出来る人は…多くはない。と思います。
だからこそ、身体や健康に携わる仕事をしているのならば、相手の痛みの原因を探し、効果的な改善サポートして、より相手の望む効果を得られるキッカケを与えることが出来る仕事をした方が、自分的にも楽しいのでは?と思うのはわたしだけでしょうか。
そこで健康に携わる仕事をする人も、身体に悩みを抱える方も喜んで頂けるような、勉強会を開催しますので、ご興味ある方は下記をクリックしてご確認してみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
日本筋膜リリース運動協会 葛原仁美
「追伸」
トリガーポイントや筋膜について、不明な点や質問があれば、お気軽に下記からお問い合わせ下さい。
当協会代表の葛原仁美がズバっとお答えいたします。笑